羽根と違い羽毛は沢山の空気（デッドエアー）を溜める為、空気の壁を作り非常に軽くて暖かい
注
羽毛掛けふとんに使う毛の種類

☆水に浮くために油脂分が多く、虫が湧かない水鳥の胸毛：羽毛(ダウン）	○
★陸鳥の羽根は脂が臭い上、虫が湧く	×
★羽根（フェザー）は空気を溜められない	×

ダウン(羽毛)の大きさによる性能差
A.北欧産グース		B.東欧産グース	C.中国産グース	D.東南アジア産ダック
ポーランド・ロシア・カナダ・スカンジナビア半島		ハンガリー・ウクライナ・フランス・チェコ近郊・内モンゴル	華中・華南近郊	ベトナム・カンボジア・ラオス・タイ・ミャンマー近郊

注：水鳥は北欧の寒冷地中心に生息する体が大きなグース(ガチョウ）と東南アジアの亜熱帯に多く生息するダック（アヒル）に大別される

羽毛の比較：採れる産地によりダウン(羽毛)の大きさが違う
A	最良	寒い東・北欧で飼育された親鳥グース(ガチョウ)の手摘み胸毛。羽枝には沢山の繊毛が生え多くの空気を溜めるので熱を逃がさない。さらに羽枝が太く長いので強く、切れにくい為 、耐久性がとても良い
B	良	肉(グース【ガチョウ】のフォアグラや肉)を採る為に飼育した若いグース(約一才)の胸毛。飼育期間が短いのでコスト安
C	普	中国のグース(ガチョウ)ダウン。寒いヨーロッパ産ほど大きくない
D	粗	東南アジア(ベトナム・カンボジア・タイ等)や中国南部で採れたアヒル(ダック）の胸毛。保温する必要がない南国産は未熟ダウンと呼ばれ羽枝が細く短い上繊毛が殆ど無く、保温性が無い上 千切れ易く耐久性が悪い。しかし数が多くとても安価

しかし
寝具業界では残念なことに
●羽毛ふとんメーカー表示の現状：
利益を取る為、東欧産のグースダウンと称し東南アジアのダックダウン（未熟羽毛）を混ぜる寝具メーカーが後を絶たない

日本の羽毛ふとん表示規則＝自主規制 ダウン率等の嘘表示に罰則法律がない為、偽証でも指導程度…

＊羽毛先進国ヨーロッパでは厳しい品質基準のもと 製作・販売され偽物(ダック)が少ない。ドイツでは法律もあり嘘表示は有罪

羽毛の性能差

ポーランド産手摘み羽毛		中国産機械摘み羽毛
直径６,４７cm(平均)		直径２,７６cm(平均)
傷が無く丸い球形で羽枝がしっかり		小さく機械摘みによりカット跡がある

ダウン率(％)が重要ではありません ダウンの大きさが重要 【未熟ダウンが９５％入っていても保温性はない】
特徴	東欧産グースダウンの特徴	東南アジア産ダックダウンの特徴
比較 写真
種類	良質な羽毛（スティッキーダウン)	未熟な羽毛（スモールフェザー）
産地	寒い東ヨーロッパ地方で育つ大きな羽毛	東南アジアなど暖かい地方で採れる未熟羽毛
品種	水鳥の種類：グース（ガチョウ)	水鳥の種類：ダック（アヒル）
性能	沢山の暖かい空気をがっちり掴む、羽枝が太いので耐久性が良く、永く使える。東京西川は宇都宮工場で４回以上洗浄しているので安心・清潔	羽枝が細く小さい為 空気を溜めきれず保温性が無い上、すぐ千切れ１～、２年で膨れなくなる。コストダウンの為洗浄２回除塵も少なくアレルギーなどの原因に

おふとんは中身が見れません 良質な羽毛ふとんを選ぶには志の高いメーカー商品を選ぶ事が大切

今お使いの羽毛ふとんが不安なお客様は↓

中身を確認できます!:阿波屋にお使いの羽毛ふとんをお持ち頂くと、お客様の前で襟元を少し開け中の羽毛を取出し確認・診断します 阿波屋には３人の羽毛診断士がいるので羽毛ふとんのお悩みは安心してご相談下さい 羽毛ふとんお手入れ会を毎年５月と１０月に開催中 襟元足し羽毛40ｇ＆羽毛丸洗い価格 シングル5,500円税込 セミダブル6,600円税込　ダブル7,700円税込　クィーン8,800円税込　キング9,900円税込

アドバイス：失敗しないお買い物の為に
何軒か回り、説明を聞き、実際に商品を触り、掛け比べをして感じるのが間違えない羽毛ふとん購入方


ここから拘りの
西川チェーン専門店
オリジナル羽毛掛けふとん造り

西川(㈱)は創業454年、企業では日本で１番永く続く会社です （最古のお店「奈良の工務店」は家業なので、企業としては東京西川が日本で一番永い）

１.品質の違い「中身」

西川㈱の宇都宮にある羽毛洗浄・精毛・選別工場

↑日本にはは２社しか持っていない原毛(羽毛)の洗浄機と選別機↓。原毛を４回以上洗い、夾雑物や汚れを取り除く

↑羽毛先進国ドイツの羽毛選別機を元に西川㈱が高性能化した巨大な羽毛選別チャンバー、原毛を４部屋へ選別。これを何回も繰り返しダウン率を上げる。機械選別ではダウン率９３％まで可能

↑西川㈱の羽毛品質管理室 ドイツの法律を元に更に厳しい世界一の品質基準を自社基準で検査

このタグが羽毛ふとんに付いていたら安心


２.品質の違い「キルト」
豊かなボディフィット感を発揮し保温性にとても優れた羽毛が移動しない最新型完全立体キルト


※特許取得
完全立体キルトで羽毛の偏りなし
（阿波屋の６万円以上の羽毛は全てソリッドステークキルト仕様）

注：他メーカーはこの技術が無い為、数十万円の羽毛ふとんでも完全立体ではなく、長く使うと羽毛が両脇に寄る

の特許「羽毛が片寄らない」完全立体キルトシリーズ


３.品質の違い「側生地」


生地は出来るだけ柔らかく、通気性が良い物がＧＯＯＤ
注意：ポリエステルを使うと軽くて柔らかいが熱が逃げる上、汚れが中綿に入ってしまう。綿100％の柔らかい側生地が理想。しかし、木から指定外繊維のセルロース性リヨセルやモダールなどが登場し、綿よりも強くてしなやかなで 柔らかい風合いの生地もお奨め

４.住宅環境・季節に合わせ「入れ目」

部屋の作りや季節によって0.3～1.2kgまで、様々な厚みをご準備
暑がり・寒がり・子供・年寄・旧家・新築マンション等様々な環境に合わせた
快適羽毛ふとんをご準備しております