2013年4月ベトナム
『洸龍』手選別工場見学

ベトナムの一年中で一番熱いと言われる4月、北海道から九州の西川チェーン専門店代表の方々と一緒に、羽毛手選別工場見学へ行きました。ついでに隣国カンボジアのアンコールワットを観光

成田から6時間、飛行機を降りると暑い空気の壁が襲ってくる

ホーチミン国際空港の入国審査を終え、とりあえずフォーの有名なお店で腹ごしらえ

冷えたベトナムビールのおかげで朦朧とした意識がシャッキリ



米で出来た麺フォー、牛肉や牛の内臓も入り美味しい!パクチー(香草)は好みが二分

ホーチミンシティからバスで約3時間、羽毛・羽根類の取扱高が世界で1,2位を争う台湾企業「洸龍」の工場がメコン川を渡った町「カントー」にある

到着後、工場玄関に沢山のトラックが生地や原毛を搬入出中


歓迎の意をデジタルで


長旅でお疲れ気味


まず、プロジェクターで工場説明


段々と皆の目が真剣みを帯びてきた


今日の為にわざわざ台湾から来られた西川担当の営業部長と右が工場長


流暢な日本語で説明してくれる


手間の掛る内容を図解。ポーランドで採れた手摘みの高級羽毛10トンが最高の作業行程を経てベトナムで手選別。その後、日本に入ってくる祭は、たったの120kgになると説明。10tが羽毛ふとんになるとシングルでわずか120枚…


西川鰍フふとん課田中部長が詳細を補足


洸龍のブリーフィングを終え工場内へ


巨大な羽毛洗浄機


延々と機械が続く… 4機の洗浄機が起動中


此処から羽毛選別機のチャンバー。洗った羽毛を吹上、各部屋に落ちた羽毛を種類別に分別。ダウン率を上げるには、この工程を何回も繰り返す


5部屋に分かれているチャンバー室の一番手前に落ちる大きい羽根。保温性は無くクッション性のみ、枕や粗悪な羽根ふとん、夏用のフェザーケット、クッション等に使用


まだ湿気ているがスモールフェザー、これが多いと羽毛ふとんの生地を突き破り出てくる。小さいので保温性はない


小さいダックダウン。この日はダック(アヒル)を分別していた、スーパーや量販店、通販等の廉価版羽毛ふとん(2〜4万円前後)の中に入る羽毛


チャンバーの窓から見える、攪拌行程


ここで落ちたゴミ、これは飼料や肥料に加工

この日は二ト○用を加工中、メコンダックと言うメコン川周辺やメコンデルタのダック(アヒル)を買い占め、ダウン率60%程度で羽毛ふとんと称し販売しているそうです。西川チェーンでは、暑い亜熱帯地方の獣毛類は取り扱いません。何故なら保温する必要のない産地で採れた羽毛は保温力が無いから!でもすごく安い…

種類別に大きな袋へ詰め込む


ここから羽毛に様々なコーティングを加工


パワーアップ加工や


抗菌・防臭加工など


加工済みの羽毛袋


縫製工場の方へ移動


ベトナムも近代化され、清潔な縫製工場になりました


繊維工場だからワタホコリが無いよう掃除が行き届いてる


プリントの検査中


沢山のラインが流れてる


いよいよ西川チェーン専門店だけが扱う、最高級羽毛の中身!ポーランド産手選別羽毛の選別室へ


一回目の手選別ではフェザーセレクトといい機械で取り除けなかったスモールフェザーを抽出&排除する作業。一日8時間の作業で約30gしか取れない。一枚のシングル羽毛は1,2kg入っているので43日かかる





さらにファーストセレクトした羽毛を隣の列に移し、今度はセカンドセレクト。究極の2回手選別はこのポーランド産手摘み羽毛の中から、直径5cm以上の巨大ダウンのみを抽出!この作業は本当に大変で一日に15gが限界


手伝ってみる、少しの時間だったがかなり面倒…一日15gしか採れないはず。2回手選別羽毛ふとんを作るには、一人の作業だとさらに80日かかる為、トータル120日以上の膨大な時間が必要!人件費の安いベトナムでしか無理


記念撮影


みなさん、元気で頑張ってください!日本の皆様に貴方達の大変な作業内容をお伝えします!


手間のかかり方を目の当たりにし、一同この商品の希少さに重圧&責任感がヒシヒシ。1回手選別の羽毛ふとんはこの数年大人気、全国の専門店で前年の3倍以上売れている。しかし、値段が1,5倍の2回手選別をどれだけ消費者の方々にプレゼンできるのか!


帰りは夕暮れ


メコン川の夕日を見ながら、ホーチミンシティーへ帰る



翌日


メコン川遊覧観光、中州に移る川旅の前に帽子を準備。600円ほど


みんな何処に連れていかれるか不安げ


メコン川に浮く養殖場に降りる


カエルや目のない真っ白の魚など、食欲がわかない生き物が沢山養殖されてる


中州のフルーツ園で休憩


道中、ドブ川で戯れるメコンダックを発見、このアヒルの毛が某社の羽毛ふとんの中身

この後、カンボジアのシェムリアップへ移動

次の日、早朝アンコールワットで朝日を拝む


クメール文明


昼間のアンコールワットは40度越え


東北や北海道の人達には過酷過ぎる、みんな溶け始めてる?


触られてツルツル


次はトレン・サップ湖で水上生活見学。暑さと臭いで…ここで皆撃沈。バイトの子供のマッサージが上手い!3分ほどで1ドルのティップ、現地としてはかなりの売上

終了